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2006年7月20日 (木)

学ぶ方法を教える

人材育成の重要性を誰もが叫びます。ソフトウェア分野では、ITSSやETSSなどのスキル標準が整備され、それに対応する教育体系、教育コースが、たくさん、提案されてきています。

それらの趣旨は、ある職種に必要なスキル、知識と、教育コースの対応関係を示すことです。つまり、この教育コースを受ければ、あの職種に必要なスキルを獲得できるといっているわけです。

このアプローチは、教育体系の全体像を示すことに貢献しますが、肝心なことから目をそらしかねません。知識の習得以上に重要なことは、学ぶ方法を教えることではないでしょうか?

かって、人工知能が話題となっていた頃、知識の量より、推論能力の良し悪しが性能を決めるといわれていました。推論能力とは、論理的に考える力を意味します。知識をもとに結論を導く能力になります。

最近、話題を集めている本、「フラット化する世界」の著者は、これからのフラットな世界では、学ぶ方法を学ぶことが重要だといっています。知識はすぐに陳腐化するし、後続する人は、より早くその知識を習得できるから、差異化能力にならない。

学ぶ方法と同じように、前段の学ぶを取り替えて、論理的に考える方法、ソフトウェアを設計する方法等も重要で、これらの基本スキルを教えることを考えなければいけないと思います。

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