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2005年10月31日 (月)

人材派遣会社の増員計画

60歳以上の社員だけを抱えている人材派遣会社が,今後は増員を計画している。定年後,こういう派遣会社に身を寄せ,派遣社員として働く道も大きくなりそうだ。

以下は29日のニュース本文:

少子高齢化の急速な進展で、高齢者雇用への対応が急がれる中、60歳以上の定年退職者ばかりを正社員として採用するユニークな企業が注目されている。定年後も働く意欲のある人の雇用の受け皿になるほか、若い世代への技術伝承にも役立っているようだ。

 この企業は、人材派遣の「マイスター60」(大阪市、平野茂夫(ひらの・しげお)社長)。平野氏が、親会社の半導体製造装置メンテナンスなどを手掛けるマイスターエンジニアリングの社長当時「敬老の日に『サラリーマン 会社辞めたら ただの人』という川柳をラジオで聞いて発奮」したのが動機で1990年にマイスター60を設立。建築士や電気工事士など技術系の専門資格を持つ人を中心に採用を始めた。

 現在はマイスターエンジへの派遣が約6割。同社の2、30歳代の若手社員とマイスター60の6、70歳代の高齢社員が現場でコンビを組むケースも多く、技術伝承効果もあるという。「社会貢献が目的なので利益は追わない」との経営方針で、派遣料は相場より安く設定している。

 2007年に一斉に定年を迎える団塊世代に照準を合わせ、採用人数を大幅に拡大。現在510人の社員を今後3年間で1000人まで増やす方針。技術系に加えて財務・経理や人事・労務など事務系の人材も採用し、事務分野の請負・人材派遣業務にも進出する。

 女性採用の検討も始めた。女性は60歳以上にこだわらず、子育てを終え、もう一度働きたいという人で得意分野のある人材を開拓する、としている。(共同)

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